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予定通り、昨晩は
 遊園地再生事業団 『ニュータウン入口』 
を観てきました。

昨日の夜中に感想を下書きしていたのですが、
うまく消化できずに結局全部デリート。
一日経った今も頭の中でぐるぐるしてます。
(そしてそのせいでかなり寝不足…眠い)
もう1回観に行きたいけど時間的に無理だなー。
内容について細かい感想を書くとほんとうにわけのわからない
文章になるので、ここではざっと全体的な感想にして
後は一人でぐるぐる考えることにします。
(ぐるぐる考えるのは決して嫌いではない)


ステージはニュータウンの一角。入口または出口を
象徴するような鉄骨がそびえ立ち、その奥ではカメラと
いうフィルタを通した空間が存在します。
映像というかたちで捉えるものと生身のかたちで捉えるものが
交錯して、演劇でありながら映画を観ているような感覚になりました。
最後にエンドロールが流れて終わるところが一層そんな気にさせます。
ゆるやかな狂気とでもいうんですかねー。観ているとだんだん
せっぱつまるような気持ちになったり、じわじわと怖くもなったりして。
そのせいか滑稽なシーンは逆に滑稽さが際立っていて
笑いが止まらなくなりました。能のシーンが一番やばかった。
今思い出しても笑える。。。
ギリシャ悲劇がモチーフとして引用されていて、今日のお昼に
休憩しながらネットでギリシャ悲劇について読んでいたのですが、
考えれば考えるほどその深さに溜息が出る。
なんでもっと早く出会えなかったのかしら…というくらい
ドップリはまりそうな感じ。過去の作品も見たいなー。
そしていろいろ考えたい。
とりあえず中学生の頃に読んだ今はおぼろげな記憶の
ギリシャ悲劇を読み直そうかなと思っています。
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