観劇

今日はキャラメルボックスのお芝居
「俺たちは志士じゃない」を観てきました。
キャラメルボックスでは定番の幕末ものです。
今回は演出がマキノノゾミとのことでどうなるんだろう‥と
思っていましたが、演出が変わるとここまで変わるものなんだ！と
思いました。

マキノさんの演出ってテンポはあるけど、全体的にドタバタコメディで
お笑いの新喜劇っぽいところもあったりするので、時と場合によっては
微妙な時もあるのかなと思った。もう何年前か忘れたけど、
私が昔見たM.O.P.の公演がまさしくそんな感じですごく
つまらなかったんだよね‥その時の主役が下手だったせいかも
しれないけど、空回りがひどかった。
（もしかするとそれが持ち味だったのかもしれないが、なんでこの人
　主役なの？？？と思ったくらい下手だった‥看板の人ですが‥）
なので、それ以来、マキノノゾミは苦手になっちゃって、M.O.P.を
再び観ることもなく、今回の公演は本気で不安だったのでした。

でも、蓋を開けてみれば今回はそのドタバタ感がなかなか
功を奏していたかなと。若干上滑りになってるよな～っていうところも
無きにしも非ずですが、主軸がぶれてなかったので良かった。
ただ、キャラメルボックスのお芝居というよりは、キャラメルボックスの
役者がたくさん出演しているお芝居って感じでしたけどね。
まあ、今年はいろいろチャレンジとのことなので、そういう意味では
新しい試みは成功したのかな？この変化を1回だけのものじゃなくって
これからにつなげていって欲しいものです。

キャラメルボックスは上京してからほとんど全部の公演を観てるけど
確かにここ数年は、いまいちつまらない、どこか前のと似てる、
演技力不足と思うことが1度や2度ではないくらいありました。
これから中心となるだろうって役者がバタバタと辞めちゃったり。
でも、良くなってるところもあるんですよね。今回は出てないけど
畑中君なんて最初「うっわ～！」って思うくらい下手だった！！！
でも最近は昔と比べたらずいぶん成長してる（まだまだだけど‥笑）。
實川さんも演技はまずまず上手い子だったけど、滑舌が悪くて台詞が
全然聞き取れなくて一度アンケートに書いたら、その次の公演では
良くなっていたし。
観るだけなくせに‥と言われるかもしれないけど、やっぱり
観るからにはいいものを観たいし、観客の役割ってそういうものだと
思うので言わせてもらいますよ～！

というわけで次回は8月。どうなることか楽しみです。